反省、親父の戦略ミス
このブログの中では、結果について、多くは語らないようにしようと思っていた。しかし、2月5日の結果を見て、自分の戦略ミスが頭をかすめたこともあり、2018年のサピックスのご父兄にリベンジを託す思いでキーボードをたたくことにした。子供への懺悔の気持ちを込めて書き綴る。
小雨のなか2月5日の結果発表を家族で見に行った。子供は期待半分、不安半分、どっちにも転がる位置だけに本人も不安げな様子。本人に掲示を行くように促す。太郎は戻ってくると悲しそうに「ない」と一言。見間違いであって欲しいと掲示を見たが数字はなかった。挑戦できただけでも十分すぎる戦いだと思っていたが、チャンスがあっただけに本人はとても落ち込んでいる様子だった。
夜、ありがたいことにサピックスから連絡をいただいた。「今回の算数の難易度では少し不利だったかもしれない。中学に行っても変わらず切磋琢磨しなさい。」と。長い間お世話になっただけあり、親が感じていた要素をよく理解していた。算数が簡単だったと悲しそうに試験後最初に言った言葉が脳裏によみがえった。太郎は思考力系算数の難問題が大好き、問題が簡単になってくると徐々にミスが増えてくる。今回のツクコマ算数では彼的には物足りない・・・。確かにそうだ・・・。
いや!思い起こすと私にミスがあった。情報を収集するにつれ、「ツクコマは算数、国語は凡人みたいなひとが山ほどいる。」と、セミナー等で耳にしていた。それが頭に残り、最後の1ヶ月、弱い国語ではなく算数に力点を置いてしまった・・・。ツクコマはバランスを重視する学校、それを理解しているのだから、自然体でやれば、もっと国語をやっていたはずだ。
1月以降そこまで算数に力点を入れる必要はなかった・・・。子供はよくやった。やった分だけできるようになっていた。完全な私のミスだった。情報を集めたことの弊害かもしれない。申し訳ない・・・。
ツクコマは、「片足に重心を置いては体勢が崩れる。それほどの学校だ。重心は両足、4足だ。」私は、「ツクコマは算数」などという他塾のテスト中に行われた説明セミナーで聞いた言葉に完全に踊らされていたようだ。そうならないように、是非、後続の方々には全方位の体制を作ることを意識してSAPIXで励んでもらいたい。そして、我が家のためにも、リベンジを是非お願いしたい。我が家が反面教師になれたらこの上ない幸いだ。
太郎がツクコマ生と次に一戦を交えるのは、大学受験だろう。その折は、サポータとして少し引きながら見守っていこうと思う。親ばかだが、いい戦いができることを期待したい。
サピ親父
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