2月校について振り返り

遅ればせながら、2月校について簡単にまとめてみました。1月までの準備が重要で、2月に入ってしまえば受験を比較的淡々とこなす印象が強いですが、いくつか親が注意すべきことがあった気がします。そこで、2月校の受験での注意点等をメモしてみました。あくまでも個人的に感じた点を記載した程度とご理解いただけると幸いです。

受験校の注意点

多くの方は1日校が難易度が高く、ツクコマなどを受験する方では3日も難易度が高い受験になろうかと思います。そのため、「2日は難易度がやや低めの学校を受験するのが良い。」と色々なところでご指摘を賜ると思います。やってみた印象でもその方がいいと思います。そして、2日の午後は開けて、簡単な問題等を夕方までに少しやって最後の調整を終えて3日を迎えるというのが良いように思います。

子供の志望校の他に、滑り止めに相当するさまざまな学校の受験する計画を立てると思います。その際に、志望校と類似した問題を出す学校を考える、学校の数をあまり増やさない、十分に低い学校までカバーしておくということを意識するといいように感じました。

志望校と類似した問題を出す学校と学校数をあまり増やさないというのは、滑り止め校に対する対策を最小にして、志望校対策に時間を割くためです。滑り止め校であっても、対策で過去問を2年程度やると思います。そのため、受験校を少なくすることで、こどもの志望校対策に時間を割くことができます。志望校と類似した問題を出す学校は志望校対策にもなるので一石二鳥で負担感が軽減します。どこの学校が類似しているかはサピックスの先生などから情報を得ておくとよいと思います。

また、複数受験日がある学校では、例えば、第2回の試験問題が第1回と類似させることで、熱望生をサポートするような学校もあります。その場合に第1回の問題が購入できる学校(攻玉社など)もあるので、しっかり情報を得ておいた方がよいと思います。これもサピックスの先生から情報を得られると思います。

各種の締切は親がしっかり(わすれるな)

親は各種の締切時間が連続するので、しっかり整理して臨んでください。受験の申し込み、発表などいろいろな締切時間が続きます。合格の辞退をFAXする学校もあります。このFAXするという意識が飛ぶこともありますので、注意してください。(FAXしなくても大丈夫なのでしょうが・・・。)

31日以降は毎日電話

31日以降3日までサピックスの先生から毎晩電話がありました。また、5日の発表日の直後にも電話がありました。今までサピックスから電話を頂くことなどほとんどなかったので、受験中のサポートは安心感があります。想定外の事態の際にもきっと相談にのっていただけると思います。(こどもと先生の電話では、いくつかの問題にどう答えたかなどを質問されているようでした。また、翌日の受験校に対して何を意識するべきか子供に質問して答えさせているようでした。)

1月の休みの状況

こどもから聞いた話で正確かどうかわかりませんが、サピックス生の1月の通学状況です。1月始まってすぐから学校を休み始める子が数名(たぶん1クラスで)、2週間前くらいには半分、1週間前くらいにはが3/4、直前はほぼ全員とのことでした。我が家は子供が学校で精勤賞を取りたいからと2日間だけ休みました。それぞれのご家庭でそれぞれだと思います。

未来コンパス

今年の入試から未来コンパス(インターネット出願)の利用学校が増えたそうです。このシステムの導入で試験直前まで受験申込が可能な学校ができているので、来年以降も未来コンパスの活用によって受験締切等に変化がみられるかもしれません。そのため、親御様は説明会等で注意が必要かもしれません。なお、学校側も慣れていない印象で、資料がわかりづらい学校などもありました。

未来コンパスに1回登録した情報で各校の受験申込ができるため、受験申込がかなり楽でした。ただし、最難関校はトラディショナルな方法を維持しているところがまだ多かったです。

サピ親父

 

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