夏期講習の概観

ストイックな夏がだんだん近づいてきます。この時期は、夏に向けて基礎固めができる良い時期です。応援申し上げます。少し気がはやいですが、昨年7月上旬に行われた保護者会での内容を書き留めた妻のメモなどを参考に、天王山となる夏の講習の概要を書いておきます。夏は、「午前中に宿題や入試問題(電話帳)をやり、午後には通塾」という日々を淡々と繰り返します。復習等で自宅での時間は常に不足気味なので、たまのサピのない日も一日勉強漬けになってしまうことと思います。

 

夏期講習: 100分×3コマ(国算が毎日、理/社が日替わり)。授業におけるコース昇降にブロック制をとっている校舎では、通常授業の成績でクラスが落ちてもブロックを超えることはなかったと思いますが、夏からはブロックを超えて昇降するようになります。ブロックを超えて昇降する場合には自宅に連絡があるようです。

夏期志錬: 80分×4コマ(毎日、4教科)。SS特訓の希望調査用紙(7月初旬締切だったかと思います)と成績で学校別コースが決定します。GS(ゴールデンウィークサピックス)のときのように、希望が尊重されるとは限りません。コースに複数のクラスがある場合は、初回のクラスは成績で決定します。2日目からは、テスト、授業内の点数で毎日クラスが昇降します。

教科別:

算数: 夏の間にほぼ全範囲の復習を一周する感じで進みます。子供たちには本番に近い問題レベルに上がってきているので、難しく感じるかもしれません。しかし、この夏のテキストをこなしてかなり成長する印象があります。ちなみに、基礎トレは8月から免除(必須ではなくなる)となります(クラスによるかもしれません)。(それどころではないという意味のようですが・・・。)

国語: 有名中入試問題(電話帳)に取り組みます。上位クラスと下位クラスで課題の内容も量も異なります。スケジュール表が配られ、その予定に沿って過去問をこなします。朝、有名中過去問をこなし、その日に塾に持参します(有名中入試問題の解説あり)。自宅での有名中は取り組む時間を決めて、タイマーを利用しながらほぼ毎日やります。塾からは「30分で解き、30分で直し」と言われると思います。しかし、太郎は国語は得意ではなかったため、取り組み始めのころにそんなにうまく行くはずもありませんでした・・・。親の夏休みを利用して、親がマンツーマンで直しに付き合って、夏休みの間に徐々にペースをつかむ感じでした。しかし、夏の終わりには、有名中をやらないと調子が狂うくらいに習慣化し、夏前とは別人と思えるほど国語が鍛えられている感じでした。

理科・社会: 入試問題(電話帳)に取り組みます。(多少、取り組み開始時期や取組方法が教科によって違っていたようですが。)どのタイミングでできるようになっていたのか、わからないのですが・・・。気が付くと、秋ごろにはこの2教科は高い完成度になっていました。

最後に

有名中の取り組み方は難易度に従って、取組順が示されるのでそれに従います。特に志望校の過去問は1年分1年分を無駄にしたくないため、初見での取り組みが重要になってくるので、夏以降SAPIXの指導に従うとよいと思います。半年でやりつくして、試験用の問題が足りないと感じるくらい(そっくり模試を親が作るはめになりました・・・。)ですので、急ぐ必要はないと思います。

希望調査締切前の7月初旬に、保護者会があり、そこで夏休みの詳細な説明が先生からあると思います。詳しくはそちらでお聞きください。校舎によって取り組み方に多少の違いもあろうかと思いますので、ご参考程度に読んでいただけたら幸いです。

 

サピ親父

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