受験生は盆正月こそ勉強、そして夏期志錬

明日からサピ6年生は、お盆の中休みですね。しかし、この数日の休みこそ、家塾でこれまでの復習をじっくりやりたいです。昨年の我が家も学習の遅れを取り戻すべく、朝から夜遅くまで、父親が付きっ切りで勉強しました。受験前最後の夏を充実して過ごせたと振り返ることができるように頑張りたい時期です。

今も昔も、受験生に盆正月は存在しません(笑)。気を抜かずに頑張ってください。

もうすぐ、夏期講習が終わり、夏期集中志望校錬成特訓(夏期志錬)が始まります。夏期志錬は秋以降のSAPIX授業の中心となる、SS志望校別の形式に慣れるためのプレ授業的な意味合いがあるので、早めに形態に慣れると良いと思います。そこで、昨年の我が家でのやり方を思い出しながら、記載してみたいと思います。各ご家庭にあった方法が一番だと思いますので、あくまでご参考にしていただければ幸いです。

(1)テスト形式に慣れたい

あくまで私見ですが、夏までの全方位的な勉強とは少し違って、秋からのSS志望校別は志望校のための入試対策といった印象があります。これまでは1つ1つの分野を丁寧に教わるという形態に近いですが、ここからは実践形式をイメージして作られています。試験と同程度の時間(いつもだったかどうかはわかりませんが、制限時間と点数の目安は授業の中で説明があるようです。)で、数枚のプリントをこなして、本番の準備をします。

今まで何度も言及してきましたが、昨年の太郎の出だしは低空飛行でした。塾から帰って間違い直しをすぐにやり、その後は、プリントの裏面(同じ問題が印刷されているのがSAPIXのいいところ)を利用して、コピーをして何度もテスト形式で練習します。問題は志望校(あるいは類似の問題傾向の学校)の過去問をもとに作られているので、気が付くと冬頃には過去問はほぼすべて網羅されていることに気が付くと思います。(だから、我が家の場合、直前期にやる問題が足りなくなり親がそっくりテストを作る羽目に・・・。)

(2)エビングハウスを意識して、何度も解きなおす

もちろん、ここでもエビングハウスを意識して問題を解きます。忘れかけた頃を見計らって何度も解かせて、過去問の傾向を身につけさせます。学校それぞれに求める人物像があるため、過去問を繰り返しているうちに、その学校の問題傾向に慣れ始めて自信がついてきます。(だから、できれば志望校は途中で変えたくありません。)子供もそれを強く実感しているようでした。志望校合格には、学校別の授業が一番重要だったように思います。

プロントの保存方法ですが、我が家では問題プリントは、教科別にB4ファイルに入れていました。裏面(表と同じ問題)をプリンターでコピーして、子供が解いた解答も同じファイル(問題の後ろ)に収録しました。解いた日付も解いたプリントに記載して、取り組んだ日付と点数の推移や間違えた箇所がわかるようにしておきました。

恐らく、一番学習効果が出やすいの教科は算数ではないでしょうか。どの教科も効果を出しましたが、我が家の場合、算数が一番顕著だったように思います。取り組み始めのころ、100満点換算で20点ほどがしばしばという状態から、受験前は逆に80点ほどが通常というくらいにまで変化しました。

(3)他の学校の授業が気になる?

どの学校別クラスに所属しても、他のクラスではどうなのだろうかと、少し被害妄想ぎみに考えてしまうことも・・・。しかし、サピックスの授業を信じていればよいので、深く考えるのはやめましょう。もし、他のクラスの取り組み問題がどうしても気になるようでしたら、グノーブルの学校別対策テキストを利用する良いと思います。SAPIXの学校別で取り組んでいるであろう問題が大分カバーされています。(老婆心ながら、無理して子供にやらせる必要はないと思います。もし、親が問題を吟味できれば、直前期にテスト形式の問題のネタ本にするといいと思います。)

 

              

     

 

何はともあれ、お盆は勉強漬け。受験生の皆様が良い夏を過ごせますように。

 

サピ親父
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