5教科目も準備を

早い学校では12月から入学試験。昨年の我が家では、1月上旬に受験がスタートしました。ただし、我が家の場合は、都内・神奈川にお住まいの多くの方々と同様に2月が本番。ということで、1月校は、2月校に向けての試験慣れや、自信をつけることを主眼に設定し、あくまでもサピックスの授業が主体でした。授業への影響が少ない日を選んでの1月受験でした。

さて、そんな受験本番も近づいてきた12月。報告書のお願いに小学校へ行ったのが、昨年のちょうどこの頃だったと思います。1月に入るとますます忙しくなるので、済ませることができるものは早めに済ませておきたい時期です。

ツクコマの報告書

ツクコマの大まかなスケジュールは、

(1)11月頃に住民票をとる。第1次出願の3か月前から有効なので、10月上旬以降有効です。世帯全員について続柄を記載したものをとります(昨年の例です)。志願者と、入学願書に記載した保護者の氏名に赤ボールペンや赤鉛筆で赤枠を付けたりしますし、直前期は忙しいのでできるだけ早めにとっておきます。

(2)11月~12月上旬に小学校の先生に報告書のお願いに行きます。また、第1次出願に提出する願書にも小学校記入欄があるため、こちらは報告書と同時にお願いし、2学期末までに一足先にいただきました。

(3)12月1日(昨年の例です)から検定料納付開始。

(4)1月10日頃(平成30年は10日と11日)に第1次出願。(2)で小学校に記入、押印していただいた願書を提出します(願書の裏に振替払込受付証明書または検定料収納証明書をのり付けするのを忘れない。)。受付時に受験番号がわかるので、すぐ小学校の先生に連絡。(報告書に受験番号を記入していただくためです。)

(5)第1次合格後の第2次出願日に、住民票、報告書、そして、受験票をもって出願します。(あとは本番です。)

です。

そろそろ、先生と報告書について、お願いを済ませている(あるいは、まさにしている)頃ではないでしょうか。ツクコマの報告書は評価等について「謎が多い」ですが、説明会では、報告書の評価の対象が、音楽・図工・家庭・体育・その他(特別活動の記録の欄のことだろうと思います)とおっしゃっていたと記憶しています。(もちろん主要4教科も記載するところはありますが。)

思っている以上に報告書が影響するという話もあります(受験前にしばしば耳にしました)ので、先生とはしっかりとコミュニケーションをとって、5科目の対策もお忘れなきよう。報告書のための準備はお通いの小学校にもよると思いますが、先生が書きやすいように子供の実績(学校外の活動や、コンクール、コンテスト、検定資格等)や良いところ等を紙にまとめて、先生に提出すると親切です。これは、他の(報告書などが必要な)学校にも共通して言えます。また、先述の何が重視されるのかも確りと連絡を。

補講とSSでの順位にこだわる

この時期の勉強は、SS・補講・過去問が中心になろうかと思います。また、SSや補講の授業内順位には拘っていきたいです。毎回、順位が発表されるため、あたかも毎回が受験のような感じになっていますが、本番よりもサピックス内の方が激戦だったのはないか?と思える戦いを毎週繰り返していました。また、サピックスの先生が「合格ラインのような目安」を常に口にすると思います。昨年の感想では先生方の相場観はかなり正確です。総合での合格ラインを満たす(あるいは、満たす確率を上げる)ために、日々頑張ってください。(この時期になると、もうこの程度のことしか言えません。とにかく、頑張る。)

1月は(これまで以上に)自信をつけさせることを考え始めるので、冬休みの終わりには概ね完成形です。この12月の頑張りが1月の自信(特に受験校に対する)につながります。たびたびですが、とにかく、頑張る!8月に続いて、この12月が勝負です!

 

サピ親父

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