最悪の想定外に備える親の仕事

現6年生にとっては、SAPIX最終講義が近づいてきました。今日を終えると、あと1日!SAPIXとともに歩んだ長い旅路も終了間近なのだなと感慨深いものを感じずにはいられません。子供たちは変わらずSAPIXに通い、変わらず問題をこなしています。いつもと変わらない日々を直前まで続けるSAPIXの子供たちを見ながら、強いはずだと感心しています。

しかし、親はそんな感慨にふけってばかりもいられません。どの学校の結果がどうだったらどうするのか?入学金はどうするのか?と言った内容の話し合いが夫婦で行われています。考えたくはありませんが、いやでも親は最悪のケース(想定外)を想定しながら対応を考えます。入学手続きまでの時間が短い学校もあり、それぞれの学校の合否別に、どう受験するか?入学手続きをどうするか?について、夫婦で意思統一を目指します。(どこどこの結果をみて、結果がどうだったら、手続きを先延ばしにしていたどこどこへ急いで向かう。こんな検討になります。)準備するお金が不足してもいけない。入学金は相応の金額なので、無駄な資金を使いたくはない。入学手続き等で間違いがあっては絶対にいけない。などなど、親にとっては密かに大きな心的負担です。

受験は一発勝負。絶対安泰というものはない。どこのご家庭にも当てはまることです。我が家は入念に、1日~3日に複数校へ願書を提出しています。(想定外の何かがあっても対応できるように、取り越し苦労なら、それはそれでよかったと思うだけです。)備えあれば憂いなしです。子供は自分の志望校のことだけを考え、親は最悪のケースを考えながら本番に備える。何かあっても、子供が安心して受験できるように。それがこの時期にできるサポーターの一番の役割だと感じます。

怪我と病気だけはしないようにしっかり気を付けて、本番に向けて気を緩めずに行きましょう。頑張ってきた受験生のみんなには、きっとよい結果が訪れると思います。

サピ親父

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