第1志望~第3志望は子供のいいなりが一番

半年前、今の彼の成長した姿を予見できただろうか?

2月1日まであと数日という今、改めて確信しました。第1志望~第3志望はこどものいいなりが一番だと。

4年生のときから、「自分の成績などは一切気にせずに自分が行きたい学校を見つけてそこを志望校にしなさい。」と子供に言ってきました。そうして、彼が決めたのが志望校。決めた理由は恐らく入りたいクラブがあるから。しかし、親はその志望校をそのまま受け入れました。

そんな理由で決めた志望校ですが、自分で決めた学校だからこそ、この頑張りがあるのだろうと感じます。半年前、子供に伴走することになったとき、正直、ぎりぎり間に合うかどうか、かなり厳しい戦いになるだろうと思っていました。しかし、今では、勝負にはなると確信しています。今の彼は11月や12月の学力とも違っています。1日、1日成長しているように思います。今では親もかなり楽になりました。

昔の彼は、やるべきことをやるかというと、まったくでした。いつもグダグダした時間を過ごしていました。合格など夢のまた夢という印象でした。しかし、夏休み前に志望校合格に向けて本気で勉強すると決めてからの頑張りは大したものでした。理想と現実のギャップは相当に大きかったですから、その後もいろいろな関門がありました。幸運にもそれをすべてぎりぎりで抜けてきたのではないかと思います。どこで間違っても、今の姿は実現しなかったように思います。

一貫校の6年間の友達は生涯最も深い仲の良い友になることが多いと経験上思います。有意義な6年間の日々を送ってもらいたい。幸運をつかんでもらいたい。これが正直な親心です。しかし、幸運とはならなくても、ここまでの彼の努力はきっとこれからの彼の人生の肥やしになるでしょう。それだけでも親としては満足できるような気がしています。

受験生は皆同じ努力と試練に耐えてきた強者です。そのような人たちと肩を並べられるよう、あともう少し切磋琢磨、頑張りましょう。生涯の良き友に出会うその日のために。

サピ親父

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