4、5年生は正確さを重視

書き込みが、久しぶりになってしまいました。家族が皆発熱で倒れて大変な夏休みの終盤となりました。今も家族そろって薬服用の毎日です。このような状況が、昨年ではなくて良かったと安堵します。さて、普段は6年生向けの書き込みが多いのですが、4、5年生の親御様もご覧くださっているようなので、誤った指導をしていただかないように、少しだけ注意点を記載しておきます。

それは、4、5年生の勉強と6年生での勉強では多少重視するべきものが異なるのではないかという点です。

中学受験での最終的な到達点としては、スピードと正確性という2つを追求していると感じています。特に最上位校などではスピードが要求されることが多くあります。だから、我が家もタイマーを利用してスピードを意識した指導をしましたが、タイマーを使ってスピードをあげていく作業は、6年生のときだけで十分だと思います。4年生、5年生の時はむしろ正確性や解き方の多様性を丹念に身に付けた方が良いと思い、老婆心ながら記載させていただきます。

まずは、ケアレスミスをなくすことから

(我が家での状況に照らしあわせてコメントしてしまっていますが・・・。)特に、ケアレスミスへの対応を6年生の段階でいろいろ指導するのはできれば避けたい。だから、検算の方法や確認の方法などケアレスミスをなくすための対応は5年生までに身につけておいた方が、後々苦労しないで済むと思います。

特に、多く男の子は雑、ガサツです(我が家の場合、単なる遺伝かもしれませんが)。太郎の場合、単なる計算問題の出題だったりすると、面白くないとやる気を極端になくしました。その結果、正答率も極端に下がる。入試直前期は正確に解こうとしていたようですが、入試が終わるとまた・・・。(個人的な印象での余談ですが、男の子で直前期に急に成績を上げる子供の一部には、ケアレスミスを直前期だけ直すお子様がいるからではないかと感じます。)だから、大丈夫ということではなく、ケアレスミスを減らし、正確に解く練習は5年生までにしっかりと身に着けることをお勧めします。

通常のマンスリーなどでも最後の5分程度は、大問1~2が間違いなくあっているか確認・検算する。それだけでいいのに・・・。(我が家のケースですが、)いくら言ってもやろうとしないのが、(一部の)小学生の男の子の悪いところです。

解き方は1つではない

算数や理科の計算などでは、答えは1つでも解き方はいろいろです。異なる方法を教えるのは重要だと思います。しかし、1つの問題に長い時間をかけられるのは、恐らく5年生までです。6年生になるとなかなかその余裕がない。6年生の佳境になると、いろいろな解法をじっくりやる、時間をかけて教える余裕がなかなか取れません。解法はすでに身についているという前提で、最も楽な方法を教えることになってしまいます。ですから、深く考える作業を5年生までに、できればやっておきたいです。

スピードを上げるというのは、計算の速度を上げるということもありますが、楽な方法を選択できる(知っている)力が解くスピードにつながるような気がしています。昨年、太郎を指導していた時に、教えた解き方の1つに下のような問題があります。下のような形そのものでの単純な出題ではありませんでしたが、解いて行く途中で下のように簡略化される問題でした。太郎の解法は、弧の長さから中心角の分数が出て、面積の公式から扇形の面積を出すという手順。確かに、全くその通り。

しかし、扇形は三角形の面積と同じような式で 弧の長さ×半径÷2(底辺×高さ÷2)となることを既に発見していてほしい!それを知っていることが面白さにつながる気がします。(たぶん、教わっているのだろうと思うのですが、面白さとして心に残っていないんだと思います。)手順の少ない計算は、計算速度も速いですし、間違いも少ない。なによりも、大して頭も使わずに済むのは試験の時にはありがたい。そして、少し三角形と似てるなと、些細なことに純粋に感動してほしいと願います。(そして、高校数学で微積を教わったときに、この知識が繋がり、面白さが増していくんだろうと。)

このような解き方を時間のない6年生のときに教えると、単なるテクニックになってしまいます。しかし、比較的時間のある時であれば、面白さを教えることができると思います。時間のある5年生までは時間をかけた勉強と、計算の正確さの2つを重視して進めるのがよいのではないでしょうか?

スピードの本格的な追及は6年生から

そして、正確さを身に着けた後、6年生で解くスピードを高めることで、本番で力を発揮できるようになるのではないかと感じます。5年生までは、試験で時間が足りなかったと帰ってきても、まずは正確に解けているかどうか、正確に理解できているかどうかを重視するのがよいと思います。

正確な計算ができるようになってから、徐々にスピードの追求。スピードの追求は6年生になってからで十分。そして、目指す最終形は、正確で速い解答力。そのために、スポーツ選手と同じように、反復練習。

 

サピ親父

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